• アーカイブ

    過去の投稿

    運動を通していのちに働きかける

    投稿日時: 2015年1月4日

     

    ~抗重力運動が細胞を活性化する~
     

    「細胞は、刺激に応えて活性化する仕組みを持っています。適度なストレスを細胞に与えて、生命の最小単位である細胞から活性化することが肝心です(跡見先生)」
    本講演では、運動を通していのちに働きかけるその生理学的メカニズムについて東京大学名誉教授の跡見順子先生にご講演をいただきます。皆様のご参加をお待ちしております。

     

    日時:平成27年1月31日(土)
    13:00~15:00(12:45開場)
    場所:国際医療福祉大学大学院戸田ビルホール4階
    東京都港区赤坂8-5-34 TODA BUILDING青山(青山一丁目駅 徒歩3分, 乃木坂駅 徒歩10分)
    講師:跡見順子先生
    (東京大学名誉 教授、東京農工大学 客員教授)
    司会:徳永恵子先生
    (宮城大学大学院看護学研究科 教授)

     

    跡見順子先生、平成27年度科学技術分野 文部科学大臣表彰 理解増進部門 受賞!
    「いのちを知り生かす身心一体科学の普及啓発」
    日時:平成27年4月15日 水曜日 表彰式 場所:文部科学省3階 講堂
    http://www.tuat.ac.jp/~yatomi/

     

    只浦寛子教授が IOS New Scholar Award を受賞

    投稿日時: 2014年11月11日

     

    【只浦寛子教授がSelf-Care Dependent-Care Nursing: IOS New Scholar Award を受賞】

     

    国際医療福祉大学大学院医療福祉学研究科保健医療学専攻看護学分野の只浦寛子教授が、国際オレム学会の機関紙であるSelf-Care Dependent-Care Nursingにおいて 2014年のIOS New scholar Awardを受賞いたしました。 只浦教授より受賞のコメントをいただきましたのでご紹介します。

     

    「看護学領域には複数の看護理論がありますが、ドロセア・E・オレムの看護理論は 世界各国の看護基礎教育と看護実践に用いられている理論の一つになっています。 ドロセア・E・オレムの看護理論の骨子となるセルフケア不足看護理論は 健康上の問題により自分のケアを自分でできなくなった(セルフケア不足)時に それを補完するのが看護であるというものであり、急性期・慢性期・終末期等にかかわらず 健康各期の患者への看護に幅広く応用されています。

     

    看護理論に関する実効性のある看護教育方法や学習者にもたらされる学習過程に関する研究、また看護理論と看護実践の統合や理論教育の臨床成果に関する研究課題は、国内外の看護教育・研究者らが高い関心を持っている研究領域であり、わたくしは長年この領域の研究課題に取り組むと同時に新しい学問領域である感覚運動看護学におけるドロセア・E・オレムの看護理論の応用に関する研究にも取り組んでまいりました。 この度、これらの研究活動が本学会により認められましたことについては、関係の諸先生方のご支援の賜物と思っております。 社会に貢献できるエビデンスに基づく研究成果をこれからも微力ながら国内外へ発信していければと考えております。」

     

    Self-Care Dependent-Care Nursing: IOS New Scholar Award:Hiroko Tadaura, PhD, RN, PHN, CDEJ (International Orem Society ,USA) Volume21, No.A, Fall 2014.

    第7回日本キネステティク研究会(岩手)

    投稿日時: 2014年10月5日

     

    平成26年11月8日 (土)第7回日本キネステティク研究会開催(会長:岩手県立大学三浦奈都子先生)

    第7回日本キネステティク研究会が岩手にて開催されます。詳細はホームページをご覧ください。

    http://j-k-a.org/2014/

    国際キネステティク教育研究事業

    投稿日時: 2014年6月16日

     

    国際キネステティク教育研究事業

    患者・障害者、家族、医療チーム、そして社会との統合を図る教育研究プロジェクト

     

     

     

    オーストリアの遷延性意識障害者への取り組み

    投稿日時: 2014年6月16日

     

    オーストリア遷延性意識障害学会・理事長でヴィーナーヴァルト老人病センター神経科医であるヨハン・ドニス医師と只浦教授は、動きと感覚とコミュニケーションの学習とその研究の重要性について、その他専門家らとともにこれまで何度も議論してきた。2013年8月オーストリアのウィーンにあるヴィーナーヴァルト老人病センターの遷延性意識障害者ユニットにおいても長時間の研究会議をもっている。
    「覚醒昏睡は学際的な挑戦課題である」とドニス医師は述べる。
    覚醒昏睡にある患者が分離することなく社会に溶け込むための課題は何なのだろうか。生きる価値のある命(いのちの輝き)、QOL(Quality of Life)の質向上のために私たちができることは何だろうか。遷延性意識障害者や家族や医療チーム、そして社会との統合をはかっていくためにわたしたちができることは何だろうか。
    ドニス医師は、動きと感覚とコミュニケーションに関する様々な概念と技術に関するトレーニングを自ら看護師らとともに毎年続けている。
    多くの医療者は自分自身の身体感覚をとおした動きと感覚とコミュニケーションの学習過程によって、患者に起こっていることを理解したり、治療やケアとして全人的側面(身体面・精神面・社会面)において何を提供すべきかを深く理解するようになる。
    残念ながら学校教育においてどの分野の医療専門家も、動きと感覚とコミュニケーションの支援に関する体系的な学習はほとんどくまれていない。
    分野の垣根を越えてこれらの学習をどの分野の専門家も行うことの重要性をドニス医師と只浦教授は認識している。

    生きる価値のある命(いのちの輝き)の具現化のためにできること
    QOL(Quality of Life)を確保するためにできること
    遷延性意識障害者や家族や医療チーム、そして社会との統合を図るためにできること

    オーストリアの遷延性意識障害者への取り組み等の詳細については各誌にて報告される(後日順次紹介予定)。

     

     

    *掲載*
    「遷延性意識障害者と家族や医療チーム、そして社会との統合」(日本キネステティク研究会誌 第5巻第1号)

     

     

    写真左 )ヨハン・ドニス:オーストリア遷延性意識障害学会・理事長、ヴィーナーヴァルト老人病センター神経科医(ウィーン、オーストリア)
    写真右 )只浦寛子:国際医療福祉大学大学院・教授(東京、日本)、ヴィッテン/ヘアデッケ大学看護科学部客員上級研究員(ドイツ)

     

     

    第6回日本キネステティク研究会(仙台)

    投稿日時: 2013年11月29日

     

    第6回日本キネステティク研究会
    2013年(平成25年)11月30日(土)12:30-16:30 (開場12:00)

    12時30分 教育講演
    「キネステティクと痛みの減少~痛みの減少をもたらすメカニズム~」
    只浦寛子 先生 (宮城大学看護学部 准教授)

    13時30分 一般演題発表

    14時30分 休憩 (会員の方は総会を行います)

    15時00分 特別講演
    「生命のスーパーシステムと五感の進化」 井上正康 先生 (健康科学研究所所長・阿倍野適塾塾長・大阪市立大学医学部名誉教授 )

    詳しくは、下記HPをご覧ください。
    http://www.myu.ac.jp/~jka/2013/program/index.html

     

    ウイーン・老人病センター

    遷延性意識障害者ユニット

    Vienna Geriatric Center

    Unit for people with persistent impaired consciousness

    投稿日時: 2013年7月21日

    オーストリア遷延性意識障害学会・理事長でヴィーナーヴァルト老人病センター神経科医であるヨハン・ドニス医師と只浦研究者、ドイツ厚生労働省関係機関の医師らとで研究会議が開かれました。

     

     

    エジプト・がん専門子ども病院

    Egyptian Children's Cancer Hospital

    投稿日時: 2013年5月10日

    エジプト最大規模のカイロ市内にある寄付金のみで経営されている無料がん専門子ども病院を訪れ、ここで看護研究会議が開かれました。この病院は1998年に募金が開始され2007年に設立されています。この病院スタッフは、小児がん患者とその家族のために最高品質の医療を提供する努力をし、米国でサポートされているThe COC(Commission on Cancer) Accreditation Program”( The Joint Commission on Accreditation of Health Care Organization )の体系的なプログラムを提供しています。また、病院は小児がんのためのベストプラクティスを提供するべく院内に40人もの博士号・修士号取得研究者によって構成される優れた研究ユニットを専門分野別にもち、各研究者は院内職員として病院内で雇用されています。只浦研究者は職員らに紹介され、研究ミーティングにも参加しました。只浦研究者は院内で行われている研究レベルとディスカッションのレベルの高さには大変驚かされましたとお話しされています。

     

    未来型、院内に看護研究部門を設置

    看護研究専任者の大きな貢献

    エジプト・がん専門子ども病院の看護ユニットにも看護研究部門があり、ここには看護研究専任者が複数名雇用されていました。只浦研究者は看護研究担当の専任看護師らと研究会議を行い、看護研究者が院内で持つ役割や院内職員との連携についても視察しました。エジプトは看護大学のほとんどが英語で教育が行われており、エジプトの看護教育の現状についても見聞しました。看護研究を幅広い手法で実施できる人材はエジプトの病院でも大変求められています。只浦研究者の報告は、後日各紙で報告される予定です。

     

     

     

    第5回日本キネステティク研究会(京都)

    投稿日時: 2012年10月19日

     

    第5回日本キネステティク研究会

    判澤恵先生(京都橘大学)が大会長をおつとめになり第5回日本キネステティク研究会が開催されました。

     

    プログラム(一部)

     

    教育講演「キネステティクがなぜ介助する側、介助される側、双方に安楽なのか」
    -キネステティク概念を応用したMobilizationとそのKinesthesiaのヒミツを紐解く―
    講師:只浦寛子 宮城大学看護学部 准教授
    司会:判澤 恵 京都橘大学看護教育研修センター
    特別講演Ⅱ「キネステティク概念を用いた認知症高齢者への在宅看護 」
    講師:Monika Feldmann(モニカ フェルドマン)
    ヨーロッパキネステティク協会ドイツ支部/キネステティク・トレーナー
    司会:只浦寛子 宮城大学看護学部 准教授

    12th IOS World Congress

    投稿日時: 2012年

    只浦研究者が国際オレム学会で2演題発表。ルクセンブルグで開催されたこの学会には世界各国の研究者が参加し、様々な看護研究について意見交換や情報交換が行われました。

    ひとりひとりによってつくられる わたしたちの環境と未来

    Our environment and future created by each individual

    投稿日時: 2011年11月9日

     

    企画 グローバルカフェ

     

    ~ドイツからのメッセージ~


    ひとりひとりによってつくられる
    わたしたちの環境と未来


    -環境保護に大きな目覚めを持って生きること-

     

    講師:モニカ・フェルドマン(ドイツ)
    企画・司会:只浦寛子
    主催・共催(開催時期):ケア・コンピタンス協会,京都橘大学(2012.11)
    その他開催場所:東北大学大学院医学系研究科,宮城大学食産業学部&宮城大学地域連携センター(2012.11)

     

    http://blog.goo.ne.jp/nakayoshiharinezumi/e/3d97cf3a509c9d57627dc710e89280ac

     

    医学界新聞:医療のパラダイムを変革させるキネステティク

    Medical Newspapers: Kinaesthetic Change the Paradigm of Medicine

    投稿日時: 2008年4月17日

     

    医学界新聞 第2778号 2008年4月17日 記事

    http://www.igaku-shoin.co.jp/paperDetail.do?id=PA02778_03

    ….(中略)キネステティク概念が皆様に真に理解され,実践の場で具現されるならば,ケアの対象となる方々の活動性,セルフケア,そして生命力に焦点をあてたホリスティックなケアが提供される医療へのパラダイムシフトを実現できるでしょう。

    “生きることが動くことなら,動きを支援することは命を支えることである。”